そしてそんな長野にはもう一つ良い点がある。
それが野湯・秘湯・混浴が多いということだ!
そんな男なら誰もが夢みる混浴ができる秘湯に行ってきた。
初の秘湯・野湯、混浴に挑戦
温泉が好きな私にとっては長野の温泉は憧れる。山口県の出身者にとっては秘湯・野湯は憧れだ。山口県には秘湯・野湯がないのだ!
中国地方、近畿地方は少なく、長野、新潟、東北などに行くと増えてくるのだ。そして今回は長野・新潟の日本アルプスにある秘湯・野湯に挑戦した。
険しい山岳地帯には多くの野湯が?
日本アルプスに囲まれた長野には標高が高く険しい山が多くあり、そこに温泉もある。そのような場所は湯量を多く確保できなかったり、建物を簡単に作れなかったりなどで、野湯や混浴であったりするのだ。
そして今回はその中で標高の高い場所にある野湯に行くことを決めた。
候補は3つあった。
①白馬鑓温泉 ②八ヶ岳 本沢温泉 ③蓮華温泉
第一候補は白馬の鑓温泉であった。白馬に友人がおり、鑓温泉を知ったのがきっかけで野湯に行こうと決めたのだ。
さあどこに行くか?
白馬鑓温泉
鑓温泉は白馬村の白馬鑓ヶ岳の中腹、標高2100m付近にある温泉だ。3つの中では一番景色が良い、魅力的な温泉だ。
しかしこの温泉は徒歩でないとけない。片道4〜5時間かけて山を歩かなくてはいけないのだ。
おそらく日帰りでは行けないだろう。
その温泉の山小屋に泊まることもできる。山に慣れてないときつくなりそうな予感はする。
八ヶ岳 本沢温泉
次の候補は八ヶ岳の本沢温泉だ。八ヶ岳は長野と山梨にまたがる山脈で2000m級の山々が多くある。また火山群でもあり、多くの温泉があることでも知られている。
そんな場所にあるのが日本一高所にある露天風呂だ。
これはいいじゃないかと!
車ではいけないが、鑓温泉に比べると比較的易しく1時間〜1時間半ほで行くことができるという。
ここだ!と決めて
八ヶ岳の本沢温泉い行くことに決めた!
だが、天気が、、、
しかしなんと当日が雨!!それなりの雨が降っていて、、晴れていれば2000m級の山が見えるはずの景色も全く見えないのだ。
この天気では2000mの級の山への登山も温泉に入ることも難しいだろう…
諦めるしかないのか、、
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蓮華温泉に変更!?
しかし諦めはしなかった。。本沢温泉は山梨で寄りであるが、新潟、富山方面えあれば天気が持つ可能性があった。そしてそこで浮かんだのが③の蓮華温泉である。
蓮華温泉
蓮華温泉は長野と新潟の境にあり、住所的には新潟県の糸魚川市だ。標高1475mの場所にあり北アルプスの玄関口でもある。
この温泉は先の2つとは違い車で山小屋まで行くとができ、野湯へは5〜10分歩くだけでいけるのだ。
そして天気も晴れる可能性がある。
そこに行くしかない!!
天気は?
そして車を白馬の方に走らせた、、なんと晴れている!これならいける。山の上の方は少し雲がかかっているようであったがいけそうだ。
白馬から蓮華温泉までは車で1時間半くらいだ。
さあ向かおう。
白池に寄る
そしてその道中で湖?池を発見した。この池は紅葉が美しいことで有名なようだ。
他にも紅葉を撮りにきている人が何人かおり、ドローンを飛ばしている人もいた。
季節は秋、山を登るにつれて紅葉も色が濃くなってくる。
蓮華温泉、白池 - Spherical Image - RICOH THETA
蓮華温泉に到着!
そしてついに到着した。蓮華温泉には山小屋があり泊まることもできる。山小屋の中には内湯もある。
蓮華温泉山小屋付近 - Spherical Image - RICOH THETAその山小屋の裏に野湯がある。
そしてなんと1つではなく、4つの野湯があるのだ。
温度や泉質がそれぞれ違うのだ。登って行こう。
三国一の湯
最初に見つけたのが三国一の湯だ。ここはおそらく一番小さい。1人はいればもう限界かもしれない。
もちろん着替える所や塀などの目隠しもない。。
初の野湯、、入るのに少し勇気がいる。
しかしそこは思い切って入った!!
蓮華温泉、野湯。三国一の湯 - Spherical Image - RICOH THETA
誰かが登ってきたら丸見えだ。
さらにこの温泉はぬるい!!おそらく36°〜37°くらいであろう。
肌寒くなった秋には少し厳しいかもしれない。
仙気の湯
次に見つけたのが仙気の湯だ。この温泉が一番広く、温度もちょうどいい。何人かでも入れる。
景色微妙!残念ながら上の方は雲がかかって景色は見えなかった。。
男1人、女3人のグループがきていた。羨ましい、、、
蓮華温泉 - Spherical Image - RICOH THETA
あたりからは温泉が吹き出し、硫黄の匂いもかなりした。
霧なのか?湯気なのか?わからなく、その日は視界は悪かった。
しかし混浴が恥ずかしい人にとってみればちょうどいいかもしれない。
薬師湯
そして一番高い場所にあるのが薬師湯だ。この温泉が一番温度が高い。42〜3°はあっただろうか?
蓮華温泉、仙気の湯 - Spherical Image - RICOH THETA
寒い日であったが十分に温まることができ、気持ちよかった。
この薬師湯は女性優先だそうだ。
ちなみに晴れた日はこんな景色が見れる。
黄金の湯
そして別の道を下って戻る途中にあるのが黄金の湯だ。この温泉はマグネシウムが入っており炭酸泉であるという。
だがこの温泉も難易度が高い!!
まずぬるい!そして勇気を出して入ったが、底はぬるっとしており気持ち悪いのだ。
中でイモリが死んでいた…
季節と天気が重要だ…
そして山小屋のロッジに内湯にも入った。
内湯は温度もちょうどよく気持ちよい。
内湯は男女別になっているので安心してほしい。
まとめ
そうして初の秘湯・野湯の挑戦は終了した。難易度が高いものもあったが、やはり自然の中の温泉は気持ちがいいものだ。
硫黄の匂いも強くまさに、自然の中の温泉を満喫することができた。
天気が悪かったのが心残りではあったが、また天気の良い日にも行って見たいものだ。
四季によってもその味わいは違ってくるであろう。
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冬季は雪に埋もれ営業ができなくなるので、情報は収集して行くべきだ。