当初の一番の目的は秘湯を探索することであったが、その日は天気が悪く諦めた。
そこで諏訪湖周辺を巡ることにした。
フォロワーの方からの情報なども元にして諏訪湖の周辺を巡った。
諏訪大社
まず行ったのが諏訪大社だ。一度行ったことがあったので今回は少し寄る程度にした。諏訪大社は諏訪湖周辺に4つあり、全国に25000社ある諏訪神社の総本社である。
日本の中でも古い神社で御柱が有名だ。
Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA今回行ったのは下社だ。
藤森建築
そして次に行ったのが、建築家、藤森照信の建築だ。まるでジブリの世界に出てきそうと言われる不思議な建築を作る建築家だ。
藤森照信は諏訪の出身で、この近くに藤森建築がいくつかあるのだ。
神長館守矢史料館
まずはこちらの建築。諏訪大社上社の神長官を務めた、洩矢神の子孫の守矢家が保存していた考古資料を保管展示する史料館だ。
独特な形態をしている。
しかしなんとこの日は休館!!
外観のみで許してくれ。
そしてこの場所から少し丘を登ったところに藤森照信が以前に作った建築が移築されているのだ。
空飛ぶ泥船、高過庵、低過庵の3つだ
どれも個性的な茶室建築であるのだ。
空飛ぶ泥船
両端のワイヤーで吊るされた、空中に浮いている建築だ。高杉庵、低過庵
鬼太郎が住んでいそうな一本の木の上に家がある。これが高杉庵。高すぎるよね?とダジャレも入っているのだ。
登ってみたいような怖いような。
そしてそ横にあるのが低過庵だ。
こっちは低すぎるのだ。
高杉庵と低過庵 - Spherical Image - RICOH THETA高過庵は見たことがあったが、低過庵は初めてであった。
藤森建築に特徴な銅版で屋根が葺いてある。時間経過と共に色が変化していくのだ。
どこから入って行くのだろうか?
屋根に車輪が付いており、スライドしてそこから入ることができそうだ。
http://www.chinoshiminkan.jp/jomon/hikusugian/
天気が良いとこんな光景がみれる。
山下清〜放浪美術館〜
そして次に行ったのは山下清の放浪美術館だ。高過庵からも近く車で5分くらいだった。
山下清は出身は東京であるが、放浪をしよく長野の諏訪に来ていたのだという。
そのことで普通の民家などに山下清の絵が多くあり、それらを収集して作られたのが放浪美術館だ。
山下清は全国をほぼホームレス状態で全国を放浪する旅をしていたのだ。
夏は涼しい長野や東北に行き、冬は暖かな四国や九州に行ってという生き方をしていたのだ。
うらやましい!そんな生活をしてみたい!
中の作品は撮影禁止だ。
大きくはないが作品も素晴らしく、その素顔を生活の魅力も伝わってきた。解説を詳しくしてくれるので、小さなわりに濃い美術館であった。
放浪美術館〜山下清の世界〜HP
間欠泉センター
そして次に行ったのは間欠泉センターだ。これも諏訪湖の周辺にある。間欠泉センターはフォロワーさんに教えられた情報を元に行った。
文字どうり間欠泉がみれるのだ。
間欠泉は一定周期で蒸気や温泉が噴出する現象だ。温泉地や火山地帯で見ることができる。
この間欠泉は1983年の温泉掘削中に噴出したそうだ。
かつては自然に噴出し、その高さは50mにもなり日本一の間欠泉であった。しかし現在は弱まってしまい、人工的に空気を圧縮させて間欠泉を起こしている。
高さも5mほどになってしまった。
しかしいいこともあり、間欠泉の時間が決まっておりその時間に行けば必ず見ることができる。
5mでも建物の2階ほどの高さにはなるのだ。50mがどれほどだったのか?すごい迫力だっただろう。
かつての様子。今はこんなに上がることはない…
http://www.mtlabs.co.jp/shinshu/museum/fujimori.htm
その後
そして時間をもて余してしまったので、そのあとは八ヶ岳のアウトレットそして近くの温泉に、1日目は終了した。おすすめ商品
そして次の日は天気が回復したら白馬の野湯に挑戦だ。
続く