硫黄がモクモク、アトサヌプリ
北海道、弟子屈にあるのが活火山アトサヌプリだ。今でも火山活動が活発で火山ガスを噴出している。そんなアトサヌプリに行って来た。
アトサヌプリはアイヌ語だ。
アイヌ語でアトゥサは裸、ヌプリは山を意味する。火山のガスで木が生えなくなった様子から来ているのだろう。
別名はそのまま硫黄山とも言われている。
場所はこのあたりだ。
アトサヌプリは屈斜路湖のすぐ近くにある。
屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖だ。約3万年前に大噴火を起こし、でき上がった。
アトサヌプリもその際にできた後カルデラ火山である。
硫黄で前が見えない!
近くに行くとすでに硫黄の匂いがしてくる、、風景は一変し、植物が生えない大地が広がる。
噴出する硫黄によって土壌が酸性化し、植物生えることができないのだ。。
酸性土壌を好むイソツツジが少し生えている。
またこの場所は日本でもっとも標高の低い高山植物帯となっている。
硫黄がモクモク!かなりの量だ!
箱根や別府など温泉地では火山の噴気を見たことがあるが、
ここまで近づけるのは初めてだ。
噴気孔にかなり近くまで近寄ることができる。
かなりの勢いだ。
温泉卵を作りたくなる、、
鮮やかすぎる蛍光色の黄色だ。
明治期には硫黄の鉱山として開発された。
この噴気の場所はその名残だという。
自然のパワーを感じる場所だった、、
そしてこの周辺には
屈斜路湖周辺には川湯温泉やコタンの湯など良い温泉もある!それらも巡ろう!