ラムネ温泉館とは大分の長湯温泉にある温泉施設の名前だ。
長湯温泉は二酸化炭素を含む炭酸泉だ。それがまるでラムネようだとラムネ温泉と言われる。
そしてこのラムネ温泉館はその建物も建築家の藤森照信の設計で面白いのだ。。
藤森照信設計の不思議な建築
まずは外観から、一目で藤森照信の建築とわかる外観をしている。日本の昔の建築の雰囲気を残しつつも今まで見た事がない新しさも感じる。
懐かしさも感じるが、どこにもないという不思議な建築だ。
大きな屋根が特徴だ。
屋根は銅板吹だ。
外観は白と黒のストライプが特徴だ。
黒い部分は近くで見ると焼杉であることがわかる。
表面を焼く事で耐火や腐食に対するコーティングになるのだ。
そして屋根の上には木が植えられている。
松かな?
中に入ると土壁で洞窟のような雰囲気も感じる。
藤森の建築の特徴が多く感じることができる。
それではいざ温泉に。
休日はお客さんが多い?
入浴料は500円は。オープンは10時から。
10時の少し前についたのだが、この日は土曜日ということもあり、すでに何人かのお客さんがオープン前から並んでいた。
ちなみに石鹸やシャンプーなどは置かれていない。
炭酸泉そのものに殺菌作用があるのでそれを実感してもらいたいいうことだ。
タオルも持参すべきだ。
中には飲泉ができる場所がある。温かい炭酸で少し独特な匂いがする。
美味しくはないだろう。
温かい内湯の炭酸泉
ここらは撮影はできないのでHPからまずは内湯に入った。内湯に3つの湯船があり色は赤茶色のさびた鉄のような色をしている。塩化物泉だろうか?この赤茶色をした温泉も長湯に多くみられる泉質だ。
温度は42度くらい?温まる温泉だ。内湯は厳密には炭酸水素塩泉という種類だそうだ。
炭酸泉は飲むことができるようで、湯口の温泉は飲んでもいいと書いてある。
なんとも言えない味だ。
壁をや床は成分がかなり付着して変色している。
こちらはオープン当初の様子。白い壁であった事がわかるが、今は温泉の成分がかなり付着して変色している。
それだけ濃いいのだろう。
内湯の炭酸泉の濃度は911ppmの濃度だ。
気泡に包まれる炭酸泉
そしてラムネ温泉館の名物が外湯の炭酸泉だ。いざ、、色は内湯と違い無色透明だ、、
冷たい!!炭酸泉はこ濃度が濃いほど冷たくなる。炭酸泉の濃度は1380ppmと濃いがそれだけ内湯より冷たくなる。
冬は厳しいかもと感じた。
サウナのような汗室もそばにあり行き来して温まりながら入ることもできる。
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そして入ると1分もしないうちに体に気泡がつき始める。
これはすごい!!
血行をよくする効果や、ダイエットの効果、月経不順の改善など様々な効果があるようだ。
さらに顔をつけてみるのがオススメと書いてあった。
顔をつけてみた。すると顔全体がピリピリしてくるではないか!
炭酸泉であることをより感じる事ができるのだ。
顔は体に比べ皮膚が弱いのか?
ずっと入っていると体も少しピリピリしているように感じた。気のせいか?
長く入りすぎると体が冷めてしまうので、内湯と行き来きしながらほどほどに入るのがいいだろう。
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まさに不思議な建築と不思議な温泉を体感できて大満足であった。
そして風呂上がりにはこの炭酸泉を利用して作られたラムネ温泉サイダーをいただいた。
さらにラムネ温泉館の2階には小さな美術館もある。
日本画家の高田力蔵の作品が飾られてある。ぜひこちらも行ってみると良いだろう。
その中にはなぜか猫ちゃんもいるのでぜひかわいがってな。
参照元:http://insen.club/visiting/oita/ramuneonsen/
http://www.lamune-onsen.co.jp/