一度は行ってみたい温泉についに行ける機会ができた!
豊臣秀吉も愛したその温泉とは?行ってみよう!!
日本三古湯、有馬温泉
有馬温泉は兵庫県神戸市にある温泉だ。神戸市の北東部、六甲山地に位置している。
日本書紀や風土記に登場し、長い歴史がある温泉を古湯と言う。
その中でも代表的な古湯は日本三古湯と言われ、愛媛の道後温泉、和歌山の白浜温泉、そしてこの有馬温泉である。
631年に舒明天皇が約3か月滞在したことが日本書紀に書かれている。
そんな由緒ある温泉だ。
有馬温泉の泉質は3種類だ。
塩分と鉄分を含む含鉄塩化物泉、ラジウムを多く含む放射能泉、炭酸を多く含む炭酸水素塩泉の3種類がある。
含鉄塩化物泉は空気に触れると赤色、褐色に変色する。
その色違いから含鉄塩化物泉は金の湯と言われ、他の無色の湯は銀の湯と呼ばれている。
多くの旅館があり観光地として発展している。
街中からも近い有馬温泉
さあ出発しよう。この旅は電車で巡っていたので、三宮駅から有馬温泉を目指す。
三宮から有馬温泉は電車で1時間ほどだ。
残念ながらこの日は雨であった、さらにこの日の朝に財布を無くしたのでテンションは下がっていた。
しかし向かった!!褒めてもらいたい。
金の湯、銀の湯!色の違う温泉を体験!
有馬温泉と言えば色の違う2つの湯が有名だ。それぞれ金の湯、銀の湯と呼ばれている。
そしてその2つの温泉を体験できるのが、
気軽に立ち寄れる公衆浴場の「金の湯」と「銀の湯」だ。
内湯がない旅館もあるので2つの公衆浴場に主に入るのが有馬温泉スタイルだ。
有馬温泉日帰り湯
まずは金の湯だ。
金の湯は含鉄塩化物泉で赤色に変色しているため金の湯と言われている。
公衆浴場のため値段も安い。
大人650円 2館共通850円
しかしこの日はサービスデーであり半額であった!
330円!2館で660円だ!ラッキー
鉄分が含まれる温泉はこのような色になる。見事な赤褐色だ!
タオルをつけるとタオルも変色するのでお気をつけて!
さらに塩化物泉でもあるため、金の湯は舐めると塩っぱいのだ。
その塩分濃度は海より高く、日本で最も塩分濃度が高い温泉だ。
良い温泉であった!
次は銀の湯だ。
銀の湯は温泉街の上の方にある。温泉街は山の斜面に沿ってあるので少し歩く。
こちらが「銀の湯」だ。
銀の湯は炭酸泉とラジウム泉の温泉だ。
色は無色透明でありあまり特徴はない。しっかりと温度があるので炭酸も抜けているかもしれない。しかし温まる温泉だ。
また金の湯にはないサウナがあった。
泉源が温泉街の中に?
少し温泉街の散策もしよう。。山沿いの斜面に温泉街がつくられているため、坂が多い。
しかし神戸や大阪などもからも近いため、お店も多く、おしゃれな店もあり賑わっている温泉街だ。
無料の足湯もある。
さらにこの温泉街の中には泉源、温泉が湧き出る場所があるのだ。
こちらが天神泉源!
有馬天神の境内の中に温泉がわきでている。
温泉の影響か?石が変色している。
一つだけではない。至る所に泉源を見つけることができる。
こちらは御所泉源だ。
そしてさらに上の方に行くと炭酸泉の泉源があった。
おじさんが温泉を汲みにきていた。
炭酸泉は飲めるようだ。
この炭酸泉も鉄の味がした。
昔はこの炭酸泉を利用してサイダーにしていたと言う。
やはり温泉も自然の産物だ、
おじさん曰く阪神淡路大震災があった時に温泉が湧き出る位置が少し変化したと言う。
有馬温泉で行きたかった温泉
いい温泉を見分けるポイントは、源泉掛け流し、加水なし、加温なし、消毒なし、自噴か?などだ。自噴の温泉は稀だが、源泉掛け流し、加水なしは欠かせない。
有馬温泉でも源泉掛け流し、加水なしの温泉を探した。
そして発見した。
陶泉御所坊(とうせんごしょぼう)と言う旅館の内湯だ。
それがこちらの温泉だ。
半混浴という湯船は一緒ではないが、互いの湯船が見えると言う珍しい形態だ。
この温泉は成分が濃くて、下に成分が溜まるほどだと言う。
ここに行くしかないない!
と思い向かったが、、
なんと日帰り客の入浴は14時まで!!
ショック!先に行けばよかった!!
ぜひ有馬温泉に行く人はこの温泉を先に入ってみてくれ。
平日で雨にも関わらず、多くの人でがあった。
ぜひ太古の昔からり、秀吉にも愛された温泉はを体感してみてくれ!